2023年11月5日 「障がい者アート活動支援のためのワークショップ」として「マスキングテープで表現してみよう」を開催しました。
昨年度に続いて、徳島県障がい者芸術・文化活動支援センター主催/徳島大学人と地域共創センター共催のワークショップです。今回は国府町にある福祉施設「ふらっとKOKUFU」のホールをお借りしての開催。県内外からお子さんを含めて22名の参加があり、みなさんとても熱心に取り組まれていました。
今回も施設等で活用できるアイディアをということで、「リユース」と「リメイク」をテーマにしました。季節ものの装飾をされる施設さんは多いと思いますが、時期が終わったら撤去しないといけませんよね。マスキングテープアートであれば、それを再利用できます。
今回作っていただいたのは葉っぱ。非常に単純な形です。でも使い方はいろいろ。
まずは普通に木につけていただきました。カラフルな葉っぱ、ステキです。
でもここでもったいながらずに、風を吹かせて葉っぱを散らせます。部屋いっぱいに広がる葉っぱもなかなか壮観です。
そして今度は、葉っぱを組み合わせてお花を作ります。ガラスに貼ると光を通して美しい。
と見とれていないで、さらにそれを剥がし、今度は形そのものを崩してしまいます。そして全く別の形に。
ということで、葉っぱからの4態を体験していただきました。
材料はすべて再利用でき、ゴミも出ません。
そして剥がした後の壁もガラスも、もちろん跡形もなくきれいな状態に戻りました。
「きれいに剥がせる」というマスキングテープの性質を活用していただくきっかけになれば幸いです。