「ホスピタルアートがつなぐひとと地域」シンポジウム開催のご案内

2026.1.10 令和7年度徳島大学地域交流シンポジウム「ホスピタルアートがつなぐひとと地域」を開催します

Tokudai Hospital Art Laboは、2018年の徳島大学病院の階段アート制作を機に結成され、7年以上が経ちました。当初は「ひと夏の思い出」(卒業生の言葉)だったはずが、こんなにも長く続く活動になるとは、誰も予想していませんでした。これもひとえに、わたしたちの活動を受け入れて下った地域の皆様のおかげです。

このたび、令和7年度徳島大学地域交流シンポジウムとして、「ホスピタルアートがつなぐひとと地域」と題したハイブリッドシンポジウムを開催し、THALのこれまでの歩みを振り返ります。

今回は、THALのアートを取り入れられた医療・介護・福祉の現場の方々や、実際に制作に携わられた方々をお招きし、導入時の思いやその後の反応などの生の声をおうかがいする貴重な機会になります。

ホスピタルアートは、作る側の意図や希望を押し通すものではなく、その場ごとの状況や課題を考慮しながら、現場に関係する方々の気分が少し良い方向に変わるような仕掛けだと考えます。現場の担当者は、アートと利用者をつなぐ重要なメッセンジャーで、決定的な役割を担っています。そんなメッセンジャーの方々にフォーカスして、今後の発展の可能性を探ることができればと考えています。

アートを導入したいと考えておられる医療・介護・福祉の関係者の方々、制作を検討したり進めたりしていらっしゃる方々、その他さまざまな立場から関心をお持ちの方々に、何かヒントになる気づきが生まれれば良いなあと思います。どうぞお気軽にご参加ください!

第二部(午後の部)では、実際にマスキングテープを使ったアート制作を体験していただきます。今回は、はがして原状復帰できるというマスキングテープの特性を実感していただくために、現在大学のフューチャーセンターにある壁画をリメイクするかたちで新しいアートを作ります。そしてアート制作には、レイアウトやデザイン上の工夫が大きな影響を与えることも、実際の体験を通して感じていただければ幸いです。こちらは対面のみのワークショップとなります。

年末のご案内となりましたが、多くの皆様のお申込をお待ちしています!
詳細はフライヤー、および以下のリンクよりご覧ください。
https://www.tokushima-u.ac.jp/ccell/docs/69543.html